2024年9月11日、丸の内の東京會館で、2024年度助成金贈呈式の開催に先立ち、助成金受領者と来賓、選考委員、財団役員合わせて約190名が出席し、2024年度研究成果報告会が開催されました。
今回は、過去の助成先の中から、自然科学分野・社会福祉分野の2分野で成果報告をいただきました。
自然科学分野研究成果報告
自然科学分野では、2019年度および2023年度の助成先である、名古屋市立大学理学研究科准教授の秦 和弘(はだ かずひろ)氏から、助成対象となった2019年度の「東アジア国際電波望遠鏡ネットワークで解明する巨大ブラックホールジェットの生成機構」、及び2023年度の「国際ミリ波電波望遠鏡ネットワークで挑む巨大プラックホールジェットの生成・加速メカニズム」の研究成果をもとにご報告いただきました。
ご報告の後、質疑応答が行われ、最後に自然科学分野十倉選考委員長の講評が行われました。
秦 和弘氏による成果報告の様子 |
秦 和弘氏 | 十倉選考委員長講評 |
社会福祉分野成果報告
社会福祉分野では、2017年度および2023年度の助成先である、一般社団法人ハビリスジャパンの執行理事であり、東京大学医学部附属病院リハビリテーション部副部長・准教授の藤原清香(ふじわらさやか)氏から、助成対象となった2017年度の「上肢欠損小児の運動用義手のニーズと有効性に関する研究および総合的な普及支援事業」、及び2023年度の「スライドリコーダーの製品化と障害のある児童への適応評価、有用性の実証と普及支援活動」の成果をもとにご報告いただきました。
ご報告の後、質疑応答が行われ、最後に社会福祉分野鈴木選考委員長の講評が行われました。
藤原清香氏による成果報告の様子 |
藤原清香氏 | 鈴木選考委員長講評 |