事業内容

助成金贈呈式

平成30年9月11日、丸の内の三菱クラブで、助成金受領者と来賓合わせて約210名が出席し、 開催されました。

平成30年度の助成について

平成30年度は、自然科学研究助成1,043件、人文科学研究助成313件、社会福祉事業・研究助成232件の応募があり、これに対し、自然科学50件、人文科学32件、社会福祉37件、合計119件、計4億5千万円の助成が行われました。設立以来の助成の累計は、3,975件、175億円に至っています。

贈呈式レポート

贈呈式では、大宮理事長の挨拶、3分野の選考委員長からの審査報告の後、分野ごとに助成を受けられる方お一人おひとりが紹介され、代表の方に贈呈書が贈られました。 最後に、各分野の助成金受領者代表の方々が、謝辞とともに自らの研究・事業内容等を披露されて式は終了しました。

大宮理事長挨拶 佐藤選考委員長審査報告
大宮理事長挨拶 佐藤選考委員長審査報告
贈呈書授与 受領者代表挨拶
贈呈書授与 受領者代表挨拶

各分野の審査報告

自然科学
今年度も生物医学系、理工系及び情報学等、幅広い分野に1千件を超える多数の応募があり、引き続き自然科学研究の中での分野の枠に捉われない拡がりが伺われました。その中では例年同様、医歯薬学、生物学が上位を占めましたが、数物系科学、化学、工学なども高水準となりました。競争倍率も20.9倍と引き続き非常に高くなっている中、優れた研究が目立ち、その中から50件が助成対象に選ばれました。助成金額は昨年同様3億円としました。なお、助成金受領者に占める女性研究者の比率は12%となっております。選考にあたっては、応募された研究計画のユニークさや既成概念にとらわれない研究かどうかを重視し、さらに研究者のこれまでの業績についても考慮し、将来に向かって大きく羽ばたく可能性を秘めた研究者を選ぶべく、努力しました。
人文科学
人文科学分野の応募件数は過去最高の313件と、当財団始め民間研究助成金へのニーズはとても大きい状況で、競争倍率は9.8倍と非常に高くなっております。助成金額は昨年同額の6千万円とし、すぐれた研究に十分な金額が助成できるようにしました。
人文科学部門には、歴史学・文学・思想・芸術といった人文学の分野とともに、政治学・経済学・社会学などの社会科学分野の研究の応募もあり、長期的に見ると社会科学分野の応募が増加する傾向にありますが、実際の応募内容を見ると、人文学と社会科学とにまたがる研究として応募される方々も多く、引き続き人文学と社会科学との壁は次第に低くなっているという印象を受けます。現代的課題にも直接かかわる社会科学の広範な領域の研究者が応募してくださることは、大変喜ばしいことであり、今後も多彩な研究をバランスよく助成していくよう心掛けていきます。
社会福祉
福祉分野における助成ニーズは引き続き高い水準にありました。今年度の募集に当たっては、昨年同様、社会福祉分野の特性に鑑み、研究者と現場の当事者の組合せあるいは複数領域の研究者による連携・協働を奨励する旨を明示致しましたが、この点については研究者等からポジティブな評価を頂いております。なお、社会福祉分野の助成金額は昨年度同額の9千万円としました。
応募の分野別では、ここ数年と同様の傾向で、児童・青少年、地域・在宅支援、高齢者が大きな主題となっています。そのほか精神障害、身体障害、発達障害、親子・家族など非常に幅広い応募があり、こうした分野を中心に独自の手法や発想で社会の新たなニーズに応えようとする案件など、的確な問題意識のもと、意欲的な研究や事業に助成させて頂きました。

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